人を信じられなくなったとき
外の世界との
仕切りを作りたくなる

2015.02.26 (18歳)



偽りのなかで
偽りの「愛」で


正直者が一番弱く
正直者が負ける世界


きっと続く事なんて無い
始まった全ての終り

それは繰り返されて
また終わるだけの最後


信じたまま
朽ち果てる


「本当」を辿った


「さよなら」の無いさよなら


結局は何もかも自分の所為で
削られた欠片が戻ることなど無い


全て解っていたつもり
何も解っていなかった

解っていたのは自分のなかの「本当」


叫んでも
叫んでも
伝わらないものが在る

伝わったような虚構が見える


それでも変わらない世界で
変わっていない「私」を見せる


変わっていない、ような


靄がかったハレの日
開かない眼で

それでも進む